1982年制作の映画『ブレードランナー』の続編。
前作で人造人間「レプリカント」レイチェルとその人造人間を取り締まる「ブレードランナー」デッカードが恋に落ちて去った後の話で、2022年に発生した「大停電」以降の2049年の環境破壊が進む地球が舞台になっています。
新型レプリカント「K」が、旧型レプリカントを取り締まっている時に枯木の根元に古いレプリカントの遺体を発見し、解剖の結果、その人造人間が出産をしていた形跡を発見。
事件の痕跡をすべて消すように命令されたKは、その子供を探していくうちに父親であろうデッカードを探し当て事情を聞いていると、人造人間の生殖技術が欲しい新型レプリカントの製造元ウォレス社からの襲撃を受け・・・というストーリーです。
前作のファンにとってみれば、続編ということもあり、いろんな伏線やオマージュを楽しめる作品でしたが、ちょっと尺が長いですね。
幻想的なシーンや、AIホログラムのジョイとのラブシーンなど映像的にすごいなぁと思うシーンが多いのですが、ストーリーとは直接関係ない部分が多くなり、結果的にダレた感じです。
まぁ、リドリー・スコット作品ですので、そこがメインと言えばメインなのですが、そう考えると少し陳腐なSF映画に思えてくる所が残念です。
普通のSF映画としては楽しめるけど、ビジュアル重視のアート作品としては少し微妙、というかストーリーが明確すぎてつまんない。
という感じだったので、★3つです。
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓