「時間貯蓄銀行に時間を預けると利子がつく」というタレコミで、ゆとりのある生活を楽しんでいた人々の時間を盗む時間どろぼう達。
やがてギスギスした街に変わっていく異変に気付いた浮浪少女モモは、カメのカシオペイアに導かれ、時間の国のマイスター・ホラに出会い、皆の盗まれた時間を取り戻そうとするのだが・・・というファンタジー物語です。
久しぶりに鑑賞しましたが、子供向けの作品なのに、かなり奥が深い内容だったことを再認識。
現代社会で我々は、まるで時間どろぼうに時間を盗まれたかのように「効率化、効率化」と時間の節約に励んでいて、人生を味わうことと忘れているのではないだろうか?
ストーリー展開も素晴らしく、映像が目の前に現れるような描写が多いので、大人になっても十分に楽しめる作品です。
時間どろぼうの野望にハマっていないか?人生で重要なことは何なのか?色々考えさせられました。
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