ベトナム戦争時のサイゴン(ホーチミン)に一人の空軍兵DJが兵士達を笑いとロックで癒し、現地のベトナム人との触れ合いの中で戦争の冷酷さを実感するという内容の作品です。
主人公のエイドリアン・クロンナウアは、実在した人物で、本人の体験に基づいたストーリーとなっています。
戦争(反戦)映画ですが、いわゆる戦闘シーンは少なく、何気ない兵士たちの日常が描かれている反面、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」が流れるバックで「戦場の日常」が描かれるシーンは、かなりグッときました。
こういう手法で、反戦のメッセージを描いているのは素晴らしい演出でした。
実話を基にストーリーが出来ているとは言え、ベトナム人の友人だったツアンが実はベトコン(ゲリラ)の構成員だったというのは、ちょっと無理な感じを受けました。(ここも事実なのか?)
米軍側がその機密情報を得ているのであれば、クロンナウアをもっと簡単にDJの職を解することが出来たのにしてなかったですし・・・。
なので、★4つに非常に近い3つにしています。
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