ワシントンに円盤が着陸し、中からクラトゥという男が現れ、「人間には危害を加えない」と言うのだが、警備兵が彼を撃ってしまう。
彼は地球の指導者が戦争で他の天体への制服を考えることに忠告を与えるためにやってきた平和の使者だったが、地球側の指導者たちは彼の声に耳を傾けようとはしなかった為、彼は地球中の電力を一時止めて気づかせようとするのだが・・・というストーリーです。
際限なく進む兵器開発が人類のみならず宇宙の平和に悪影響を与えていることを、宇宙人が伝えるという設定。
利害を考えない子供には、素直に対応する宇宙人、利己心だらけの大人の地球人、なかなか考えさせられる普遍的なテーマでした。
1951年の作品なので、宇宙船や宇宙人のデザインなどは陳腐でしたが、それに勝るテーマの深さがありました。
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