魔女の少女キキが親元を離れ一人知らない町で修行をする姿を描いたジブリ作品。
めちゃくちゃ久しぶりに鑑賞しました。(多分、30年ぶりくらい?)
以前に鑑賞した時は、「かわいい魔女が知らない町で様々な出会いをして成長して行く」程度の理解でしたが、今回久しぶりに鑑賞して、なるほど良く出来た作品と再認識できました。
もちろん、少女から思春期を経て自立した女性へ成長するというストーリーなのですが、細かい描写にキキの心情が表れているのが見て取れて「さすがに上手いなぁ」と感心しました。
大筋のストーリーには影響しない部分の描写は極力省いているので、観ている側に考えさせる余地を作りつつ、2時間程度の中に、キキの成長の軌跡がぎゅっと凝縮されている内容になっている。
黒猫のジジがなぜキキと会話できなくなったのか? 一時は飛べなくなったキキがなぜ飛べるようになったのか? トンボ少年とは恋仲なのか?など、くどく説明していないのが余計に良い余韻を与えているんですよね。
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