中国人の女性が沖縄県の無人島を購入したということをSNSに投稿して、それが中国で話題になったというニュースが日本で報道されております。
参照:中国女性「沖縄の島を購入」とSNS投稿 「領土増えた」反応
うちの母(75歳)でさえ「これアカンのちゃうの? この女性が中国軍に島を転売したら、ヤバいやん!」とマジで心配しておりました。(うちの母も成長したものだ!笑)
どうも中国人が個人で購入したのではなくて、日本籍の会社経由で「リゾート目的(の詐欺案件?)」として購入したようなのですが、SNSに嬉しがって投稿しなければ、白日の下に晒されることもなかったのかも知れません。
私が思うに、外国人が日本の土地を買うことヤバいのではなくて、日本人であれ、外国人であれ、日本の土地を国がコントロールできないことが問題だと思うんです。
というか、そんなことは普通にどこの国も出来るし、当然日本も出来ると思っていました。
一応、日本国憲法の第29条では、「財産権は、これを侵してはならない」となっているのですが、「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる」ともなっています。
公共のために必要がある場合、正当な補償を行って、私有財産を収用できるんです。(正当な補償額も、政府の都合で出来るはず!)
けど、そんなことをしなくても、土地というのは持って帰ることが出来ないのだから、何やかんやいちゃんもん(というルール変更)をつけて、没収すれば良いだけのはず。
例えば、重要な土地が怪しい使われ方をしていたら、「納税してないから」とか「ここは自然保護区域だから」とか、それなりの規制をかけて制限をかける。
こういうことは、「普通」に出来ると思っていました。
逆に、日本人が、ある国への海外不動産投資(土地や建物の購入)をしていたのに、ある日突然、その国の法律が変わって、大損をこいてしまう、といったケースは枚挙にいとまがありません。
それは当然で、その国が「お金(外貨)が欲しいなぁ。それならうちの土地を外国人に買ってもらおう。」と、海外の投資家(というカモ)を呼び寄せて、不動産を買ってもらって、ある程度、外貨を稼いだらストップする。
めちゃくちゃよくあることです。
海外からの投資の制限具合は、全くその国の都合で、外国人としては文句を言える筋合いはありません。
外国人投資家も、こういった「リスク」は百も承知で海外不動産投資を行っているので、上手くいけば(制限がかかる前に売り抜ければ)めちゃくちゃ儲けられるし、下手すれば、財産を大幅に毀損することもあります。
それが投資ですからね。
さて、中国人女性に買われた沖縄の無人島ですが、「おおきに、ここは外国人の所有が分かれば没収しないといけない所よ。」と没収すれば、万々歳。
さて、日本政府は出来るかな?
いや、そもそも自衛隊や米軍の基地が見渡すことのできる場所にある土地や建物を、某国の法人などに購入されているケースが、たくさんあります。
今回の無人島を購入された件で、少しでも多くの国民が、そのヤバさに気づいてくれて、日本の政治を動かすきっかけになれば良いと思います。
今回の珍言爆言
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問題の奥に潜む巨大な闇に気づくことが大事
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