北京五輪の後「中国」が暴発するという設定で、国家未曾有の非常事態を前に日本はどう対応して行くのかというパニック漫画。
東シナ海で日本の巡視船が撃沈され、石垣島では核爆発が起こり、南西諸島には流民と廃液を満載した大船団が近づくと、かなり過激な想定なのですが、実際に2010年に尖閣諸島中国漁船衝突事件が発生しましたよね。
この作品が描かれたのは2008年ですので、全くの見当違いではなかったということです。
ただ、この作中の日本政府はめちゃくちゃ過激な対応で「問題」を鎮圧するのですが、それはあり得ないかと・・・。(むしろ、この作品の首相くらい強引に動けるのであれば良いのですが・・・)
コロナ・パンデミックの時も結局右往左往してるだけの日本政府の対応を見て、仮に中国共産党政府が暴発した時のことを考えるとそら恐ろしいと改めて感じる内容でした。
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