17本の読み切り漫画からなる手塚治虫のSF短編シリーズです。
「二つのドラマ」「八角形の館」「溶けた男」「風穴」「墜落機」「双頭の蛇」「三人の侵略者」「鈴が鳴った」「雪野郎」「オクチンの奇怪な体験」「巴の面」「大あたりの季節」「ブルンネンの謎」「紫のベムたち」「オクチンの大いなる怪盗」「生けにえ」「クレーターの男」が収録されています。
個人的には、原爆の被害で苦しんでいる女の子を助けるために寄付を稼ぐオクチンの「オクチンの奇怪な体験」と、古代メキシコで生け贄にされそうになった女性が現在に生まれ変わる「生けにえ」が、良かった。
本当に手塚先生の作品は、こういう短編のSFモノが素晴らしい!
見事な展開と何とも哀しい読後感、全ての作品が連載にもなりそうなレベルの作品ばかりでした
↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓
↓はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓