宇宙開発で出た宇宙ゴミを回収する仕事をしている主人公ハチマキが、宇宙船所有の夢と現実の乖離の間で、様々な人との出会いから成長していくという話。
舞台は近未来(2070年代)の宇宙で、人類は宇宙開発を進め、宇宙で生まれた人類も出てきているのに、地上の貧困問題も紛争も片付けられぬまま、宇宙ゴミの問題が深刻化している状態。
そんな中で、地上でいるよりもはるかに危険度が高い宇宙で仕事をする人間が、何に悩み、どう乗り越えていくかという内容です。
各エピソードと登場人物の言動に深いものがあり、極限の状態にいると人というのは本質が見えてしまうものなのか、という思いで読み進めていました。
全4巻で終わってしまったのはもったいない感じがする作品です。
あとで知ったことなのですが、作者の幸村誠先生は、「ヴィンランド・サガ」の作者なんですね。(こちらの作品の続きも楽しみです。)
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