あまり繁盛していないどら焼き屋に、徳江という手の不自由な老婆が雇って欲しいとやって来て、彼女の手作りの餡が美味しいので雇うことにした店長の千太郎。
徳江の餡の美味しさが評判になり店は行列ができるようになるが、彼女がかつてハンセン病だった噂が広まり・・・というストーリーです。
「普通」の人生を自由に送りたかった徳江と、過去に犯した犯罪に苦しむ店長、どこか息苦しさを感じている常連客のワカナが、素朴などら焼きの店を通して「生きる意味」を確認するヒューマンドラマです。
ことさらハンセン病のことを大きく扱う訳でもなく、かといって軽いタッチでもなく、ズシリと響く内容でよかったのですが、ちょっとテンポがまったりし過ぎていてしんどかった。
徳江役の樹木希林、千太郎役の永瀬正敏は、流石に渋い演技でした。
女子中学生のワカナが居ないとストーリー的には繋がらないのだけど、どうも中途半端なキャラ設定と感じたので、★2つです。
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