「人魚」をテーマに描いた高橋留美子先生の読み切り短編作品集。
人魚の肉を食べて不老不死になった湧太と真魚の2人の旅をメインに、命の意味や人間の愚かさを描いた内容。
人魚の肉を食べると首を切り取られない限り死なないし傷もすぐに治る主人公、全ての人間が不老不死になるとは限らず「なりそこない」という鬼になる場合もある、という基本設定はそのままで、それぞれ違うエピソードの読み切り短編集となっています。
人間らしく死にたいと望む湧太と真魚と、永遠の命を追い求める人間たち、それに絡んでくる様々な思惑を持つ人々。
これぞ、るーみっくわーるどの真骨頂といった作品で、楽しめました。
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