主人公グイドが、一目惚れした教師ドーラと駆け落ちするまでの前半、ユダヤ系イタリア人として家族皆がホロコーストに収容されながらもユーモアたっぷりに陽気に生きる姿を描いた後半で作られたヒューマンドラマであり、反戦映画です。
ドーラにアタックする前半はコメディかと思うくらい笑いが演出されているのですが、家族が出来て一転ホロコーストに収容される後半はずっしりした雰囲気の中、ユーモアが生きる強さを表現しているような演出。
どんな状況においても、生きることを諦めない強さ、家族のことを思う強さをユーモアを通じて表現している名作でした。
もし自分がこんな状況に置かれたら、自分は死にそうでも家族を勇気付けるためにユーモアで接することができるのか?
本当に深い人間愛を感じることができる作品でした。
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