犬や猫などの動物たちをパートナーとして飼うと、心の癒しとなり、人間の生活の質を上げてくれますよね。
人間とペットの関係は古くからあり、これからも続いていくでしょう。
その一方で、動物虐待や殺処分の問題が常にあります。
人間の都合で生きている動物を人間の都合で虐待や殺処分するなんて、本当に情けなく心が痛むことです。
動物愛護の活動を見ていて、こういう不条理なことを根本的に解決できないかと考えていました。
結論から述べますと、生き物を人間の都合で利用するのであれば、きちんと管理しなければいけない、しかもIT技術を使って完璧にするというのが、私の考えです。
統計を見ると、犬・猫の殺処分数は年々減ってきています。
参考:「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」(環境省)
単純に、飼い主のマナーが向上して、捨て犬や捨て猫をしなくなってきているという面もあるのですが、そうは言っても綺麗事で片付けられない側面もあるようです。
というのも、愛玩動物をお金を貰って引き取る業者というのが存在しています。
引き取った動物をまた別の飼い主に売るというのが、表向きの顔なのですが、中には引き取った動物を劣悪な環境で放置しているという業者がいて、社会問題になっています。
「殺処分の数が減っているから、まぁいいや」となるのでしょうか?
やっぱり犬・猫が気の毒と思いませんか?
人間都合で、動物の命を利用しているのだから、可能な限り、虐待や殺処分は無くさないといけないと思うんです。
そうなると、個体を追跡管理できるマイクロチップなどを一匹ずつに埋め込んで、死ぬまで面倒を見るしかない。
生まれてすぐにマイクロチップを埋め込んで、その個体の病気やワクチン摂取の履歴、誰が所有したのかの履歴、位置情報などを管理する。
天寿を全うするまで、誰かがお世話するのですから、もし飼い主が先に死んでしまったら、その後は、専門の施設で面倒をみる。
そうなると、これまでより余計に費用がかかることになりますが、それは仕方ないことで飼い主全員で平等に分けて負担してもらうべきでしょう。
例えば、ペットを手に入れる時には、保証金か保険金を払うことになるかと思います。
生き物にマイクロチップを埋め込んで管理するというのは、費用もかかり、非人道的と考えられるかも知れませんが、動物への不条理な殺処分や虐待は絶対減ります。
と自分のオリジナルの意見だと思っていたら、スイスやフランス、ベルギー、オーストラリアなど国では、犬へのマイクロチップ装着は飼い主の義務となっているようです。
ちなみに日本の場合は、飼い主の努力義務になっていて、完全な義務化はされていません。
参考:改正動物愛護管理法(1)マイクロチップの装着に係る義務(第39条の2関係)
この方法が進み、ペットの虐待がもっと減れば良んですが、他に良い方法があるのであれば、教えてください。
今回の珍言爆言
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人間都合で命を利用するのであれば、最後まで責任を取るべき
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