獅子窟寺(ししくつじ)は、大阪府交野市にある高野山真言宗の寺院で、本尊は薬師如来です。
目次
創建
『獅子窟寺記』(元禄5年・1692年)によれば、文武天皇(第42代)の頃、役行者が開山し、聖武天皇(第45代)の勅命により、行基が金剛般若窟の寺号で創建したとされています。
残念ながら、国宝の木造薬師如来坐像は拝むことができませんでしたが、観音石などの巨石は圧巻でした。
亀山上皇と上皇后の御陵
鎌倉時代に一時衰退し、亀山上皇(第90代)の帰依により復興とのことで、途中に亀山上皇、上皇后の墓が、「王の墓」としてありますが、とても寂しい場所に目印もなく鎮座されてました。
獅子窟寺の場所
私市駅からも河内森駅からも、少し離れていてややこしい。(低地配水池を目指してひたすら住宅地を上がります。)
低地配水池からは、急斜面20度くらいの坂道を登山気分で登り、こんな所にあるのか?という場所にありました。
境内から市内を望む景色は、本当に素晴らしかった。
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