主人公の少年男谷が、憎しみを爆発させると幻の馬ボンバが、人を殺し町を破壊していくが、憧れの水谷先生が何人もの男と関係を持ち、東京で亡くなっていた・・・というストーリーです。
「あとがき」で手塚先生自身が語っているように、これを執筆した時期は心身困憊していて投げやりになっていたとのことです。
劇画を意識したような作画があったり、ラストは急展開で女医と結ばれたりで、結構、散らかってます。
黒手塚らしい作品でした。
同書に収録されている短編の「魔の山」は、登山漫画の「岳」の一編のような作品で、結構爽やかな内容でした。
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