清朝最後の皇帝(ラストエンペラー)で後に満州国の皇帝となった愛新覚羅溥儀の一生を描いた歴史映画。
もちろん公開された当時鑑賞しましたが、30年以上経って改めて鑑賞してみました。
以前は理解できていなかった国際情勢や歴史などが、今では知識をつけていたので、全体の流れがより把握できました。
改めて鑑賞してみて、この作品が素晴らしいのは、愛新覚羅溥儀(ラストエンペラー)という人物の人生そのものが数奇な事なんですね。
そして映像がとにかく美しい。(多分リマスターされたのも理由です。)
(天津でひと時の自由を満喫する溥儀。演奏者の白人が黒人に扮して顔を黒塗りしているシーン。)
公開(1987年)当時は、中国政府もまだ緩かったのでしょう。
今だったら強制的に規制されるような内容(文化大革命への批判めいた内容など)があって興味深かったです。
しかし、清朝の皇帝が政治犯として捕まった後、粛清したのではなく、再教育(洗脳)したのも、今考えれば「中国の歴史」っぽくなくて不思議でした。
ラストエンペラー [Blu-ray]
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