「言葉こそ人生」読むだけ元気お届け人の"今ここを生きる心"の裏側

「心の豊かさ、今ここを生きる」の管理人が個人的にお伝えしたいマインドセットやアイテムを紹介するブログです!

【読書】「最終戦争論」石原莞爾:著

最終戦争論,石原莞爾

陸軍中将であり「軍事の偉才」と称された石原莞爾の思想について、昭和15年の講演をベースに書かれている著作。

 

石原莞爾が述べる「最終戦争」とは、兵器が発達しすぎて、人類はもう戦争することが出来なくなるという事です。

 

人類が核兵器を持つことにより、全世界を巻き込む大きな戦争は事実上不可能に近い状態とも言えるので、ある意味鋭い洞察だと思います。

 

しかし、その後世界は一つになり、日本が天皇中心の社会(八紘一宇)を世界に知らしめ、先導してすべきという発想なのですが、この点は至ってません。

 

大東亜戦争で、日本がコテンパンにやられて、日本人の思想もほぼ変えられてしまいましたからね。

 

石原莞爾のような男が、戦前に政権に残っていたら、ひょっとしたら大東亜戦争の結末も変わっていたかも知れません。

 

 こちらもオススメです。

imakokowoikiru.hatenablog.com

 

戦争の本質の一端を学びたいのであれば→

最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)

最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)

  • 作者:石原 莞爾
  • 発売日: 2001/09/01
  • メディア: 文庫
 

imakokowoikiru.hatenablog.com

↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓

にほんブログ村 本ブログ おすすめ本へ
にほんブログ村

はてなIDがなくても拍手して頂けます!コメントもOKです。↓

web拍手 by FC2