「前向きに物事を捉えて生きよう！」
いいですねぇ。全然嫌いじゃないです。
私も自称「ポジティブ大魔王」と言っているくらいなので、前向き関係には自信があります。（と、思っていました。）
それでは、自分はどれくらい「前向き」に物事を捉えているか、チェックしてみましょう。
簡単なテストなので、一度やってみてください。
まず、ちょっと人通りの多いところに行きます。
そこで、すれ違う人をランダムで選んで、その人を具体的に褒めてみましょう。
ルールは単純、ランダムで人を選んで、必ずその人の長所を見つけて褒めるんです。（褒めるのは、心の中でOK）
「あの人は、センスの良い服を着ている。」とか「この人は、背筋が伸びていて素敵だ。」とか、まずはこういう感じでやってみましょう。
次に、この逆をします。
すれ違う人をランダムで選んで、その人を具体的に貶（けな）したり、悪口を考えます。（もちろん、心の中でOKです。声に出すと喧嘩になりますので。）
「あの人は、ダサい着こなしをしているなぁ。」とか「この人は、表情が暗いなぁ。」って感じです。
さて、あなたは、褒めた時と、貶（けな）した時とどちらが楽にできましたか？
当然ですが、楽にできた方が、あなたが物事をどのように捉えているか？を写し出しているんです。
他人への評価というのは、当然自分への評価に繋がりますので、仮に貶す事が楽だったのであれば、自己評価も自ずと低くなってしまうという事ですね。
ちなみに私も今回改めてやってみたのですが、「けなす」方がめちゃくちゃ楽に、しかも数多く出来てしまいました。（苦笑）
自称「ポジティブ大魔王」あらため「ネガティブ破壊神」にします。
「おぉぉ、私は、人を否定的にみることしかできない！」「他人をけなすのは大得意！」そういう私みたいな（残念な）人にも、捉え方を変えるトレーニング方法があります。
それでは、その方法の一つを伝授しましょう。
また人通りの多いところに行って、どうもこの人、冴えてないなぁという人を探しましょう。
はい、見つけましたね。
では、その人を映画の主人公にしたつもりで、どういうストーリーにしたら、ハッピーエンドになるか考えてみるんです。
バイトの帰りに不良に絡まれている美女がいて、その彼女を助けたら、付き合うことになった・・・「電車男」みたいなパターン？いいですね。
偶然拾ったオモチャを泣いている子供にあげたら泣き止んで、お礼にもらったジュースを熱中症になりかけた老人にあげたら、その人が大金持ちで・・・「わらしべ長者」みたいなパターン？ これもいいですね。
冴えないような感じだけど実は超人的な力を持っていて、困っている人を助ける・・・「スーパーマン」みたいなパターン？ これまた定番ですが良いですね。
こんな感じで、どんどんハッピーエンド物語を妄想して行ってください。
何かのきっかけで人生が良くなるというストーリーをたくさん考えてみてください。
その癖をつけた後で、もう一度、すれ違う人をランダムに褒めるのとけなすのをやってみて、どちらが楽だったか、チェックしてみましょう。
これまで、貶す事が得意だった人も、その人の良い部分が見えて褒める事ができるようになったのではないでしょうか？
大切なことは、無意識に思考していたことを、意識の下にすることによって、変化させるってことなんです。
今回の珍言爆言
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みんなでみんなを褒める社会にすれば、きっと良くなる。
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