インターネットが出来、SNSが発達したからこそ、イスラム教徒は、ウェブ上の「コーラン」の直接触れ、その知識や解釈を自ら得る事が出来るようになった。
これまでは、一部のエリート(イスラム法学者)によって咀嚼されていた知識が、一般信徒のものになったことにより原理主義化が進んでいるという。
(イスラム法学者のみが知識を持っていた時代が、バージョン1.0とすると、一般信徒が直接コーランにアクセスできる時代は、バージョン2.0と定義しています。)
日本人の価値観・宗教観・思い込みとは、全く違う「世界」があることを認め、知る事が重要だと思います。
軍事力と経済力によって自由と民主主義を世界に広める事が正しいと考える人には、全く馴染めない世界が拡張しています。
そういう彼ら(イスラム教徒)と、どう共生すれば良いのか?考えさせられる一冊でした。
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