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【コラム】賢者になるための歴史から学ぶ思考パターン

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

プロイセン及びドイツの政治家のオットー・フォン・ビスマルクの言葉に、有名なこんな言葉があります。

 

 

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

 

 

しかし、この言葉は、少し意訳されて簡略に表現されたもので、もう少し厳密に訳すと、こうなります。

 

  

「あなたは自らの経験からいくらか学ぶことができると愚かな考えをしてるかも知れないけど,私はむしろ他人の失敗から学んで,痛い目に合わないようにしたいわ。」

 

 

つまり、「自分の経験から学ぶって、そんなに大したことは学べないよ。それよりも歴史も含めて他人がした失敗を学ぶことで、失敗しないようにしたい。」ということです。

 

  

失敗から学ぶっていうのは良いことだけど、自分がした失敗だけではデータが少なすぎるから、視野を広げて他人の失敗からも情報収集しましょう、とも言えます。

 

  

どうしても、自分がした「失敗」は、自分の経験でもありますし、インパクトが大きくなり、そこに囚われてしまうからですね。

 

 

そこで発想を切り替えて、「他の人はどういう失敗をしたのだろう?」と考えて、自らの失敗の対策ができるという訳です。

 

 

この発想こそが賢者なのでしょう。

  

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

そう考えると、人類の歴史には、たくさんの有益な失敗事例が盛り込まれていますよね。

 

 

歴史に「たら・れば」は、あり得ないことなのですが、「もし自分があの時、あの立場だったら、どういう思考パターンで考えるか?」と妄想してみるのも楽しいものです。

 

 

「それは今だから言えるんだよ!」「その歴史がその後どうなったか知っているから、色々妄想できるんだよ!」ってツッコミを入れなくなると思います。

 

 

はい、まさしく、そう!それは正解です。

 

 

実際に自分がその時に、その立場にいても、歴史は必然性で動いているので、誰がやっても同じ結果になる。

 

 

よくあるSF映画のストーリーっぽい感じもしますが、これはこれで正しいかも知れません。

 

 

だからこそ大切なのは、「もし自分があの時、あの立場だったら、どういう思考パターンで考えるか?」ってことなんですね。

 

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

その歴史の現場にいた人が、どう考えたのか? その考えに行き着くまでにどう試行錯誤したのか?

 

 

もし、自分がその立場なら、そこまで考えが行き着くのか? 行き着かないのであれば、それはどうしてなのか?

 

 

ここまで出来たら、本当の「賢者」になれるでしょう。

 

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今回の珍言爆言

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

他人の失敗という蜜を味わうには、どういう考えで失敗したのかを学ばないといけない。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

imakokowoikiru.hatenablog.com

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