今回の話は、いわゆる「コミュニケーション」論。
というか、私のメルマガの「Q&Aコーナー」にコメントを複数頂いたので、その解説を少ししたいと思います。
ちなみに問題の「Q&Aコーナー」の質問は、こんなのでした。
Q:
結婚を考えている彼氏がいるのですが、食べ物のが好き嫌いが多くて結婚するかどうか迷っています。
私は苦手な食べ物でも無理して食べるので、食べ物を残すのが許せません。
料理を作る時も、あれもダメ、これもダメとかなり制限されます。
どうすれば良いですか?
(大分県在住、20歳代女性、嫌よ嫌よも好きのうち さん)
この質問に対する私の”おちゃらけ”回答がこちら→
A:
まずは結婚してしまってから、彼に気にせず、自分の好きなものを作りましょう。
結婚してしまえば、こちらの都合で良いんですから。
(嫌なら食うな!ってことです。)
いや、私としては”おちゃらけて”なく、いたって真剣なんですけどね。
ということで、どう真剣なのか? 「コミュニケーション」の基本が網羅されている回答について解説させて頂きます。
日本語で「こみゅにけーしょん」と言うと、「話せば分かる」みたいなニュアンスがあって、その対象の人と話し合って、なんとなく落とし所を見つけるという感じがあると思います。
あるいは、様々な人とスムーズに話ができるいわゆる「社交的」な人が、コミュニケーション能力が高いと言われることがあると思います。
はい、これも大事です。間違いではないです。
お互い歩み寄ることは大切です。
自分の我を押し通すばかりで、妥結できるポイントを見つけることなく、交渉決裂してしまったら、得るものはありませんからね。
しかし、元来「コミュニケーション」という言葉には、言語などを使って、こちらの意図したことを相手にさせるという意味が含まれています。
もちろん妥協できる部分はあっても良いですが、あくまでもこちらのしたいことを、相手にさせることが目的なんです。
ということを頭に置いて、もう一度、先週の「Q&Aコーナー」の相談を見てみましょう。
Q:
結婚を考えている彼氏がいるのですが、食べ物のが好き嫌いが多くて結婚するかどうか迷っています。
私は苦手な食べ物でも無理して食べるので、食べ物を残すのが許せません。
料理を作る時も、あれもダメ、これもダメとかなり制限されます。
どうすれば良いですか?
(大分県在住、20歳代女性、嫌よ嫌よも好きのうち さん)
この相談者のしたいこと(欲求)を抽出してみると、
- 彼と結婚したい。
- 彼に作った料理を好き嫌いで残して欲しくない。
- 料理を自由に作りたい。
ということになります。
これらの欲求を満たすには、
1)彼と結婚したい。
→彼と結婚する。(解決)
2)彼に作った料理を好き嫌いで残して欲しくない。
→彼の好きな料理だけを作る or 彼に好き嫌いを無くしてもらう or 彼に嫌いでも文句を言わずに食べてもらう
(どれを取っても、最終的には彼側の問題で、彼が選択しないといけない。)
3)料理を自由に作りたい
→2)の解決と絡むが、彼側の問題なので、とりあえず自分の好きなものを作ってしまう。
だって、もう結婚してしまっているんですから。
というのが、私の回答の論理です。
う~ん、実に論理的です。(この発想自体が、”おちゃらけ”と言われる所以なのでしょうが・・・・)
死ぬまで続く結婚という前提がなかったので、こういう答えになったのも事実ですが・・・あれ?
もし、この彼が、嫌いなものが入った手料理に我慢できずに離婚したいと言ってきたら?
その時は、また相談してください。
そんなワガママな理由で離婚する場合は、がっつり慰謝料取れますから・・・(笑)
なので、今の段階で一番すべきことは、兎にも角にも「まずは結婚してしまえ」ということになります。
もちろん、結婚してからも末永くお互いが幸せなのが一番ですし、その為に「歩み寄る」ことも大事です。
けど、まずは結婚してしまわないと、歩み寄る方法も変わってしまいます。
結婚する前に彼に相談してしまって、「結婚後は、嫌いなものを料理に入れない」などの条件つけられたら困りますからね。(笑)
今回の珍言爆言
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何をして欲しいかを理解してコミュニケーションしよう。
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