イタリア映画界の巨匠フェデリコ・フェリーニ氏の最高傑作と言われる野心作。
映画の新作の構想と療養のため、温泉地にやってくる画監督グイドの苦悩を描いた内容です。
夢なのか、現実なのか、妄想なのか、いちいちカットが美しい分、だんだん分からなくなってくる感覚がいい。
アバンギャルドな作品といえばそれまでなのですが、グイドの独白「人生はお祭りだ。一緒に過ごそう。」のセリフ、クライマックスのダンスシーンに向けての高揚感、なぜか腑に落ちてしまう作品でした。
実は、何十年も前に一度観たことがあったのですが、また観てしまいました。
多分、将来観た時は、また違う感覚を得て、また同じ高揚感を得られるはずです。
映像という芸術を感じたいなら→
8 1/2 [Blu-ray]
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角川書店 (2013-01-11)
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