早朝のNHKのニュースを見ていると、「ストップ詐欺被害!私はだまされない」というコーナーが毎日あるんです。
詐欺被害の詳細を毎日、手を替え品を替え紹介してくれるコーナーです。
「NHKさん、あんた自身が詐欺的な存在だよ」というツッコミは一先ず脇に置いておいて、このコーナーを見ると、どうしてもツッコミたくなるんです。
例えば、こんな事例が紹介されていました。(いつもこんな感じの事例の紹介なのですが・・・)
「あなたのクレジットカードが勝手に作られて買い物に使われています」という内容の電話が金融機関からあって、自宅を訪ねてきた金融機関の職員にカードを渡してしまった。
その後は、お察しの通り、カードからお金が引き出されて・・・というパターンです。
どうしてそんな古典的な詐欺に引っかかってしまうんだ?と、赤の他人は思ってしまうのですが、詐欺被害にあった当の本人にとっては、一大事。
だいたい、詐欺を働く人は、どうすれば他人を信じ込ませるか?と日夜研究をしていますから、一般の人を騙すなんてお手の物。
そして、天下のNHK様は、こう締めくくります。
「カードの話題が出た時点で、それは詐欺です。絶対に応じないでまずは電話を切り、警察に相談してくださいね。」
おーい!おーい! それが出来るなら詐欺は発生しませんよ!
詐欺にかかる人は、その時点では、詐欺師を詐欺師と思っていないんです。
しかも人間というのは、一度行動を始めると、ある程度決着が付くまで、その行動を止められないという習性があります。
なので、まず一番大事なのは、詐欺師と接触しない事。
つまり、詐欺師から電話を受けたり、訪問させないことが重要なんです。
出来れば、電話の設定を、知らない番号からは電話を受けないようにし、玄関にはインターフォンを付け、知らない人とは会わない。
それでも、詐欺師と接触してしまう事もありますので、そうなってもお金を引き出せない仕組みを作る事。
生体反応でしか、お金を引き出せない仕組みにするのが良いですね。(キャッシュ・カードやクレジット・カードといったプラスティックカードが無ければ、引き出す事も出来ない。)
その対策が、すぐできないのであれば、ダミーのカードや、偽のハンコを用意しておいて、他人にはこのカードやハンコを渡すように、財布なりタンスなりに入れておくことを習慣づけること。
せめて、天下のNHK様、高齢者が狙われているのを知っているなら、そういう方に、NHKが詐欺予防グッズとして配ったら良いのになぁと思うんです。
朝から、「ストップ詐欺被害!私はだまされない」を見て、「私は、NHKにはだまされない」と心に誓うのでした。
今回の珍言爆言
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注意しなくても被害に合わない方法を考える事が知恵
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