今週末、やっと中国に戻ろうと思っていたのですが、私の住んでいる中国広東省でも特定された外国からの渡航者には、14日の隔離をするというお達しが出ました。
「おいおい、あんたらの国がばら撒いた感染症なのに、海外からの渡航者に規制するんかい?」とツッコミ入れてしまいましたが、こればかりは仕方ありません。
まぁ、そんな事に腹を立てていても仕方ないので、どうやったら上手く立ち回れるか、現地の知人などから情報を集めて、対策を練ろうと思います。
こんな感じで、中国の場合は、お上(中国共産党)の力は強いのですが、庶民はなんとか網の目をかいくぐって、上手く生き延びていく事が宿命づけられています。(笑)
だから、たくましい! 別の言い方をすれば、図太い!って事です。
それに比べて、日本の政治は・・・あ、ついついボヤいてしまいそうになりますが、それはあまり生産的ではないと思うんです。
国会議員さんをかばう訳ではないのですが、彼らを選んだのは私たち国民ですからね。
たとえ、国会中継を見て腹が煮えくり返っても、腹を切るべきは、我々の方。(実際、国会のグデグデ具合をみると、やっぱり腹立ちますけどね・・・涙)
しかし、先々週、安倍首相が唐突に全国の小中学校・高校の一斉休校を要請されましたが、これについては。当初なかなか納得できませんでした。
「なぜ、若い人の感染者はほとんどいないのに、一斉に休校しなくてはならないのだろう?」という点が解せなかったんです。
オリンピックを開催させたい為か、政府のやってる感を演出する為か、安倍首相の個人的な思惑(政権の長期維持)の為か、消費税増税の失策を隠す為か、中国からの観光客=インバウンド需要に目がくらんでいるのか、と色々考えていたのですが、どれも完全に納得できるのがありませんでした。
ですが、とある方の意見を聞いて、結構腑に落ちるものがありました。
「子供の場合は、たとえ感染しても、無自覚のまま治ることが多いので、今度は他人に感染を広める可能性が高くなる」という見解でした。
安倍首相、それならそうと説明してくださいよ。(ひょっとしたら、別の理由なのかも知れませんけど)
そもそも今回のコロナ騒動は、疾病の問題(そんなに大したことない?)というより、政治的な問題? 情報戦だった?(言っちゃった!)
本当に本当の真の裏の理由は分からないのですが、あるいは必ずしも全てを説明する必要はないのかも知れませんが、国民の多数が理解できる簡単な言葉で説得させるのも「政治」ですからね。
そういう意味では十分な説明がされていないと思うんです。
言葉の使い方だけが上手で、中身が無いのも困りますが、人の上に立つ人というのは、「言葉」という道具を使って「方向性」という「夢」を共有させることが仕事です。
そうでないと民衆は困惑するばかり・・・。
だけど、一旦決まったことは、真摯に受け止めて、個人レベルでも出来る事を協力していかないといけません。(これこそ、民主主義です。)
こういう危機の時こそ、人に伝わる言葉を、人の為に使っていかないといけませんよね。
そして、こういう時こそ、絆(きずな)で人を信頼できる社会が必要なのでは?と思うんです。
そんな事を、今回のコロナ騒ぎの中で、様々な人の発言(特にマスコミやSNS)から、その発言者の人となりが見えてしまって・・・困惑に流されている日々なのでした。
今回の珍言爆言
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言葉は人を作り、人は社会を紡ぐ。
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