ついつい無理してしまって、体調や精神面の調子を崩してしまった時、「マイペースで行けば良いですよ」とアドバイスすること、私もよくあります。
無理しすぎで、体調や精神面の調子がおかしくなったら、当たり前ですが、しばらく休んでください。
健康第一、心も第一、心と体が一番大事な資本ですから。
しかし、この「マイペース」というのを、正しく理解されていない＆実践できていない人が多いのではないかと思うんです。
「マイペースでボチボチ行きます！」
そんな風に言う時、ありませんか？
その「ボチボチ」って曖昧なフレーズ、一体どんな感じに進むつもりなんだろう？
という訳で、今回は、その「マイペース」の正しい捉え方について考えてみましょう。
さて、ここで質問です。
あなたの「マイペース」は、時速何kmですか？
お、そんなこと考えたこともなかったわ。
そうですね、この時の「マイペース」とは物理的なモノの移動とは限らず、精神的な活動の範囲ですから、物理的な距離を測る尺度では、なかなか表現できません。
マラソンや自転車レースなどであれば、時速◯kmが無理なく進めるスピードなので、このペースを守ろう！とか出来るんですが・・・。
人生という（ラット）レースには、時速で計れない奥深さがありますよね。（ラットレースから抜け出す話はまた別の機会に！笑）
まぁ、「お金」という尺度を便宜上使うことも出来なくはないですけど。
例えば、私の「マイペース」は、年収〇〇万円くらいが妥当で、支出は年間〇〇万円くらいが平均なので、この範囲内で収まるように活動しよう、というのは可能です。
けど、このトピックを読んで頂いている貴方は、きっと向上心溢れる方がほとんどなので、「もっと上を目指したい！」「もっと成長したい！」と日々活動されていることでしょう。
そして、頑張りすぎてしまって、ダウン、プシュ～、燃料切れ・・・・健康を害してしまったり、心の病になったりしてしまって・・・・あっちょんぶりけ！
その時になって、「マイペースでいけばいい」と心を切り替えて、ダラ～っと、無制限に休んでしまって、余計に調子を崩したり、回復に余計に時間がかかったりします。
そのような悪循環＝心と体のデフレスパイラルに陥っていませんか？
はい、クルクル回って、答えが見えて来ました。
ちょっとまとめると、こんな感じです。
- 個人の活動を計測するものは、限定的。
- 計測できないけど、活動量を増やしたいのが、向上心ある人間。
- 闇雲に活動を増やしていくと人間は壊れる。
- 壊れてから回復するのには、余計に時間がかかる。
となると、測れないもの（「マイペース」という人間の活動）をコントロールするのではなくて、測れるものをコントロールする必要がありそうです。
そう、ここで逆転の発想、クルリーン！っぱ！
「休む」ことを管理（コントロール）すれば良いんです。
例えば、50分仕事して10分は必ず休むとか、6日働いて1日は完全に休むとか、1日6時間は必ず睡眠を取るとか、1時間は運動するとか・・・。
全く休むことも出来ないくらいハードに活動されている方は、ご自身の健康の為にも、少し生き方を考えてみる必要があります。この話もまた別の機会に！
こんな感じで、「休む」ことであれば、コントロールしやすいですよね。
そう、「マイペース」で重要なことは、活動の方ではなくて、休む方をいかに計画的に実行するかなのです。
さらに言うなら、どれくらい休んだら、どれくらい回復して、また精力的に活動できるか？を自分なりに把握しておくことが大事。
そうしないと、ダラダラしてしまいます。
というかむしろ、活動中は、ペースダウンするのではなくて、ガンガンにスピードアップしていくべきなんですね。
そういうことで、無理やり今日のまとめ！
「マイペース」とは、ガンガン精力的に活動して、計画的に効果的に「休む」
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このことを心に留めて、健康的にかつ精力的に活動していきましょう。
今回の珍言爆言
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限界でぶっ倒れて休むのと、計画的に休むのでは、同じ時間休んでいても、効率が全く違う
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