かつて銀映撮影所の看板女優であった藤原千代子のインタビューを作成するために、彼女の宝物の鍵を持って自宅を訪れるインタビュアーの立花という男。
そのインタビューから千代子の鍵の秘密と初恋の内容が、彼女の出演作と思いでが交差しながら、明らかになって行きます。
千代子の現実なのか、出演作のシーンなのか、はたまたインタビューの中の虚構なのか、それぞれのシーンが絶妙に絡み合って、思いっきり吸い込まれました。
監督は、「パーフェクト・ブルー」の今敏監督。
こちらの作品は、「パーフェクト・ブルー」のようなサスペンスの要素はないので、安心して楽しめました。
さて、千代子は初恋の「鍵の君」に会えたのでしょうか?
最後の千代子のセリフ「あの人を追いかけている私が好き」、初恋ってまさにこの感覚ですよね!
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