以前のトピックで、民主主義が今の所最善のシステムと仮定した上で「白票(無効)投票は意味があるのか?」「投票してもしなくても、世の中は変わらない」のかについて考えてみました。
実は、民主主義という仕組みが、そんなに良いとは限らないという考え方もあるんです。
今の所は、他により良い仕組みもないので、この仕組みを使わざる得ないって感じですね。
確かに、選挙に投票する我々も、立候補する人も、「世の中を変える」ことのできるほど能力があるとは言えないかも・・・(?)
というか、むしろマスコミの報道に流されまくりかも・・・・(?)
そんな民衆が、民衆を選んだとしても、どんぐりの背比べ? いや、世の中は変えられない?
はい、そういう意味では、正しいのかも知れませんね。
だから、「選挙に行っても行かなくても、世の中は変わらない。だから、私は行く気がしない。」という意見もあるかと思います。
いつものパターンであれば、「何言ってるんや、お主、気合い入れろ!それじゃあかん」となるのでしょうが、それはまんざら間違えでもないと思われる節もあるんです。
これは議論の余地がまだあるのですが、民主主義という仕組みと、資本主義というのは、すごく関係性が強い仕組みです。
(細かい話は、専門書を読んでね。このブログトピックだけでは伝えきれない・・・)
それでですね、どうもその「資本主義」も少し限界に来ているのかなぁという感じがあるんです。
「資本主義」は、経済が成長、つまり大きくなっていくことで、投資した資本にリターンがつき、発展していきます。
これまで、場所である土地から、海、そして空へ、経済的な空間が広がって来て、それに伴い資本主義も発展して来ました。
最近では、ネットという情報空間まで広がって来たわけです。
情報空間が無限か?と言われたら、どうも人間が感じられる範疇というのは限りがあるようです。
もちろん、脳みそはまだ未知の部分があるし、人間が感じられる「情報」以外の余地もあるのでしょうが、現在の人類が扱うことのできる「空間」は、有限っぽいと、人間は感じています。
言ってみれば、「これ以上、成長できない」と薄々感じて来ているんです。
その証拠に、投資の効率を示す「金利」は、ものすごく低水準になっています。
日本の場合、日銀の当座預金は一時マイナス金利になってしまいました。
まぁ、難しい説明をチョー簡単に言うと、日本全体に投資しても利回りが少なすぎて儲からないってことです。(個別銘柄は話が別ですけど・・・・)
どうやらこの現象は、日本はかなり極端ですが、先進国では同じような傾向になって来ています。
すると、どうなるか?
例えば金利が0.01%でも元金が1000億円持っている人であれば、1000万円の利息です。(生活できるね!)
はい、と言うわけで、どんどんお金を刷りましょうと言う方向になります。(現実なりました。)
ある一部の人にお金を集めましょう。
その人から政治献金を寄付してもらいましょう。
そうすると次はどうなるか?
一生懸命働いても、どう考えても、お金持ちになれない人、もっと言えば、貧乏になってしまう人が出て来てしまいます。
世界各国で、難民やテロの問題が出て来ているのは、こう言った背景もあるのです。(もちろん、宗教や民族の問題もあります。細かい話は、専門書を読んでください。)
どうも、世界を一つの市場として考えて拡張してくことは、テロとか紛争を拡大させることになっているのでは?と気づいて来たんですね。
そこで、トランプ米国大統領みたいに「自国ファースト」という考え方が支持されてくる。日本も少しそんな感じになって来ています。(もちろん、これだけが原因ではありませんが、細かい話は、専門書で調べてください。)
どうも、経済システムも、政治システムも、拡張!拡大!路線だけでは問題ありそうだぞ?と人類は感じて来ているんですね。
そう、日本の人口減少も、同じ流れにあると考えています。
なのでですね、「選挙に行って投票してもしなくても世の中は変わらない」という意見は、実は大きな歴史的な観点で考えると、間違えではないかも?ということです。
あ、すみません、問題だらけで気分が滅入ってしまいました?
あんまり深く考えすぎてもいけませんが、ある現象の一部分だけを見て結論を急ぐのはやめようってことですね。
今回の珍言爆言
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問題は根深くつながっていることに目を向けないのが問題
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