日本って、色々ご丁寧に忠告をたくさんしてくれる社会だなぁと、思うんです。
例えば、電車やバスに乗ると「優先座席付近では携帯電話の電源をお切りください。それ以外の場所では、マナーモードにして通話はご遠慮ください。」云々・・・
(最近は、少しセリフの内容が変わっているのかも知れません。また、地域や会社によっても、違いがあるかも知れません。)
テレビを見ていると、天気予報などで、「今日も暑いので、適度な水分を摂って、熱中症にはお気をつけてください。」とかね。
「はい、どうもご忠告ありがとうございます。」ってな訳なのですが、よくよく考えてみると、そこまで注意する必要があるの?って思いませんか?
私の住んでいる中国では、電車やバスに乗っても、そのようなアナウンスは皆無ですし、バス停に近づいたら、「●●バス停です。」って言われて、「降ります!」と叫ばないと、止まらずに通過しまうって感じです。
当然、中国の報道番組では、日本のような忠告は一切ありませんね。「●●がお届けしました。また明日お会いしましょう。」それだけです。
日本も昔は「ご忠告社会」じゃなかったと思いますが、いつの頃から過剰な忠告がされるようになったのでしょう・・・。
- お客さんをバカにしているのか?
- 我々が偉いから、バカな君たちに教えてやっているぞ、という態度の表れなのか?
- こんなバカ丁寧に忠告しないと、守らないバカがいるからなのか?
- サービス良くアナウンスしようとしていった為に、少々バカっぽい内容でも止められなくなったのか?
こんな感じで・・・・色々考えるのですが、いずれにしても、バカにされている感じは否めないですね。
今の傾向が、本当に日本国民のためになっているのか?ってことですよ。
「サルでも分かる。」って、コピーライティング的には良くできた表現ですが、小学生相手ならまだしも、大の大人、しかも頭脳を持った人間を、サル扱いするのは失礼なのでは?
何でもかんでも、分かりやすくするだけが能じゃないと思うのです。
(「能」だけに、Oh! 脳なんです!)
というわけで、私の表現のスタンスを改めて、深く、深く、シェールガスが掘れるくらい深く考えてみました。
「難解な問題を、出来るだけ分かりやすい表現で説明するけど、答えは自らで考えてもらうようにする。」
これですね!
という訳で、今後のトピックは、よりマニアックに、狭いところを攻めて行きます!(笑)
細かい表現というより、想いが伝われば、問題ありません。
むしろ、納得するためでなく、自らが考えるようなテーマをお伝えして行きたいと思います。
「考える」ことで、人は成長していく訳ですから。
というわけで、もしテレビで、「今日も暑いので、適度な水分を摂って、熱中症にはお気をつけてください。」と言っていたら、こう答えましょう。
「自分の体は自分で管理できますので、ご安心ください!」ってね。
むしろ、私が伝えるならば、「今日も暑いので、適度な水分を摂って、熱中症にはお気をつけてください。」ではなくて、こう言います。
「今日も良い一日を!」
ま、それだけで十分ですよね。
今回の珍言爆言
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自分の頭で考えるという自由を手放さないこと
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