先日とある方に婚活のパートナーをご紹介くださいと言われ、そのやりとりで面白いなぁと感じました。
なぜなら、いきなり年収を条件に提示されたからです。
日本の婚活(結婚活動・・・結「婚」式「活」動かもね)って、『年収』がとても非常にめちゃくちゃ重要なんですね。
それで興味があったので、縁結び・婚活・マッチングのサイトを調べてみたら・・・こんな感じでした。
自分のプロフィールを入力する所に、必要な項目です。(とある有名な婚活サイトの入力項目です。)
- 性別 男性 女性
- 生年月日 - - - - ( 西暦 - - )年 - - 月 - - 日
- 身長 cm
- 学歴
- 職業
- 年収 ●●万円以上
- 婚姻歴 無し 有り
お相手に希望する条件を入力してください
- お相手の希望年齢は?
- お相手の希望身長は?
- お相手の希望学歴は?
- お相手の希望年収は?
- お相手の婚姻歴は?
あとは休日の過ごし方や、少し自分の性格について申告する箇所がありました。
ちなみにとある海外のサイトを見ていると、身長や学歴、年収を書く欄はなく、代わりに「希望の相手の性別」「信仰している宗教」「母語」というのがありました。
「希望の相手の性別」って、あ、そうか、同性のパートナーを求めるってこともあり得ますからね・・・・
こうやってみると日本の場合は、数字で測れるにスペック・仕様(特に年収)が重要視される?みたいです。
だけど、これ、大切なことが欠落していると思うんです。
年収も大事なのですが、それよりも「キャッシュフロー(残るお金)」という視点がまず忘れられています。
例えばですね、年収400万円の人で、生活のやりくりが上手で毎年200万円の貯金をできる人の方が、年収1000万円でお金の使い方が荒くて貯金ができない人より、キャッシュフォローを生み出す能力が高いということです。
もちろん使っているお金の「目的」が何かということも大切になります。
年収400万円の人で年に200万円の貯金をしているけど、単に貯金が趣味で貯めているだけという人もいるでしょう。
貯金した200万円を使って、起業をしようとしているのかも知れないし、老後の為に貯金しているのかも知れません。
また年収1000万円で、年に1000万円を使っているけど、それは何かの先行投資のためのお金で5年後に年商1億円に変わる事業を仕込んでいる為という人もいるでしょう。
こうなると、年収の金額よりも、過去何年かの財務状況と、今後の人生設計を知りたくないですか?
まさに会社の株を買うときみたいですね。
これら、会社のビジョンや財務状況、さらには事業の風土・文化が明確なほど、株を買いやすくなります。
婚活も同じではないでしょうか?
年収や身長よりも、今のお金の状態と、これからのビジョン、これによって生活スタイルが変わって来ます。
大きな事業を立ち上げようと先行投資を行なっている人は、いわばハイリスク・ハイリターンの人生かも知れません。
そういう生活スタイルがどうしても無理という人は、その人とはパートナーにはなれないでしょう。
公務員などで年収は安定しているけど、これからの生活に刺激を求めている人が結婚すると悲劇になるでしょうね。
ですので、自分が人生で何を求めているのかを明確にして、パートナーのライフスタイルとどこまで合わすことができるのか考える必要がある訳です。
ということで、私が婚活サイトを運営するのであれば、こんな感じの入力項目にしますね。
お相手に希望する条件を入力してください
- 希望するお相手の人生戦略は?
- 希望するお相手の財務状況は?
- 希望するお相手の健康状態は?
けどね、ビジョンについても、お金の状態についても、それで幸せになるかどうかは別問題なんですよね。
そういう基準で人間関係を選んでいること自体、何か誰かの基準に振り回されていることに気づかないと本当の幸せは掴めないんですよ。
今回の珍言爆言
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本当に尊敬できる好きな人を見つけよう
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