大昔に友人が「この映画いいよ!」と薦めてくれたのですが、なかなか観る機会がなく、今となってしまいました。(Amazonで無料で観れてラッキーでした!)
情報統制がなされた「20世紀のどこかの国」の暗黒社会が舞台で、テロの容疑者「タトル」を「バトル」と打ち間違えてしまい、情報省に連行され、誤って殺されてしまい・・・というシュールなSF作品です。
情報検索用として使われている端末は古臭い(タイプライター・タイプ)のですが、ネットワーク管理による情報統制、爆弾テロによる殺戮、過度な美容整形手術、なんか現実の社会をみているような錯覚に陥ります。
というか、1985年にこの未来を予測していたテリー・ギリアム監督は、天才ですね。
「ハッピーエンド版」ではなく、絶望的なエンディングのオリジナル版を鑑賞しました。
う~ん、人類はこっちの方向に進んで良いのでしょうか?
深く考えさえられる作品でもありました。
余談ですが、”ハリー”タトル役のおじさん、面白いなぁと思っていたら、ロバート・デニーロが演じてました!
影を完全に消して、役に入れるって、すごい役者だなぁと感動!
1985年に考えた管理社会の行く先を知りたいなら→
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