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【コラム】違いの少しわかる男の“ダバダ〜ア♪”的日本文化論 Part1

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“ダバダ~ア♪ ダーダバダ~♪ 違いがわかる男のゴールドブレンド  ということで、私が子供の頃に流れていたCMのフレーズが頭の中を流れてきました。

 

 

 

こんな感じです。

「懐かしCM ネスカフェ ゴールドブレンド 違いのわかる男 沢井忠夫」編


懐かしCM ネスカフェ ゴールドブレンド 違いのわかる男 沢井忠夫

 

  

何やら渋いおじさんが出てくるCMで、「この世には違いがわかる男という人がいるらしい。そういう男になるのがカッコいい。」みたいな策略にまんまとハマり、コーヒーを飲みまくって、夜眠れないとギンギンの目で、「違うのわかる男とは何ぞや?」と翌日寝不足になっていた子供の頃・・・・・(あの頃は若かった)。

 

 

 

おかげで、知らぬ間に、あのCMに出ていたおじさんくらいの年代になってしまったのですが、相変わらず肝心の「違い」も分からずのまま、コーヒーを飲んでも昼寝さえもできるようになってしまった只のおじさんの私です。

 

 

 

私は普段、中国南部の広東省に住んでおりまして、Facebookなどで中国での近況について発信しています。

 

 

 

Facebookでは、「最近中国の市場(野菜や肉などを売っているマーケットのこと)で、最近、出前サービスもできたよ!」というのを載せたのですが、そこに頂いたFacebook友達のOさんからのコメントで、たくさんの気づきをいただきました。

 

 

 

そのOさんのコメントですが超要約しますと「中国は急速に発展してきているが、パクリ問題や環境汚染があり、イメージが良くはない。今後は、色々問題を乗り越えて、いつか、中国・朝鮮半島・アジア全体で協力し合えるといいなぁと思う。」というような趣旨のコメントでした。

 

 

 

そうです!!このコメントを読んで、“ダバダ~ア♪ ダーダバダ~♪ ”と覚醒してしまって、濃いめのコーヒーを飲みながら、色々書きたいことが湧いてきたんです。

 

 

 

1万年後の世界はどうなるか分かりませんが、「少なくとも数百年単位では、日本と中国や朝鮮半島の国々で仲良く協力し合える状態にはなり得ない」というのが、私の持論です。

 

 

 

私は普段中国に住んでいますので、普通に生活しているときは、中国の方と普通にコミュニケーションや挨拶もしますし(むしろ日本人より丁寧な人もいますよ)、こちらで生活していると同じアジア圏の人なので、違和感もかなり少なく生活することができます。(たまにとんでも無く衝撃を受ける時もありますが・・・)

 

 

 

しかし一方、やはりその国・地域の歴史と文化が違うので、根本的に「違う」と感じることもあるんです。

 

 

 

その本質について長い間考えてきた結果、(残念ながら)「日本と中国や朝鮮半島の国々で仲良く協力し合える状態にはなり得ない」と結果になったんです。

 

 

 

と言っても、お互いを「敵国と考えろ!攻め入れろ!陥れろ!」と言いたいのではなく、『適正な距離を保ち、できるだけお互いを尊重し合いつつ、過剰に干渉しあわないこと』が、一番重要だと考えています。

 

 

 

なぜ、そういう結論に達したのか? 人間関係についても応用できる部分があるので、何回かに分けてお伝えします。どうぞ、お付き合いください。

 

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最初に誰でもちょっと考えれば分かるのですが、日本は「島国(的)・海洋国家」の文化と歴史があり、中国・朝鮮半島は「大陸(的)」な文化と歴史があります。

 

 

 

大陸の歴史というのは、極端に言うと、ヨーロッパでもアジアでも、異民族が突然やってきて、武力で政府(国家)を乗っ取り、民衆を捕虜(奴隷)にして制圧する歴史です。

 

 

 

だから、民衆というのは、いつ異民族が襲ってきても自分の一族は生き延びられるように、コミュニティ(集団)や人と人のネットワークを大切にしていく習性があります。

 

 

 

もし多民族が襲ってきて、今の政府(国家)が潰されても、また新しい別の政府ができるだろうし、私の一族や集団が生き延びて、私の生活がこれまで通り過ごせるのであれば、さほど問題ない、という発想なんですね。

 

 

 

あんまり「お上」「政府」というモノを信頼していない節があります。

 

 

 

もちろん、政府が、民衆を過度な奴隷扱いをすれば、民衆は暴動などを起こし反抗します。

 

 

 

そして、政府を倒し、再び新しい政府(国家)を作ります。基本は、この繰り返しの歴史です。

 

 

 

日本人が考える「国家」とは、かなり違う感覚と言えます。

 

 

 

一方、日本は島国ですので、権力闘争という争い(内戦)があっても、(同じ「日本人」ですから)敵の民衆を奴隷にする事がなく、軍隊同士が戦って勝敗を決めるんです。

 

 

 

島国なので、敵の民衆を全滅させると、民衆(日本人)が壊滅してしまうリスクがあると認識していたのでしょう。

 

 

 

例えば、関ヶ原の戦いでは、東軍と西軍に分かれて戦国大名とその軍が戦った訳ですが、東軍が勝った後、大坂の民衆が奴隷になって江戸に連れて行かれたり、虐殺で殺されたりしていません。

 

 

 

ここが決定的に違う点です。

 

 

 

我々日本人が「国」とか「国家」というと、無意識で「ずっと続いている日本」を前提に考えているんです。

 

 

 

神話(古事記日本書紀)の時代から現代まで、日本人の歴史=日本国の歴史になって続いています。

 

 

 

これは世界的にみれば、めちゃくちゃ奇跡的というか、かなり特殊なことなんです。(多くの国・国家は、数十年から数百年で滅んでいます。)

 

 

 

こういう「国家感」(国・国民)に対する思考の違いがあるので、現代の日本と近隣の大陸的歴史を持つ国(中国や朝鮮など)とは、なかなか「仲良く協力し合える状態にはなり得ない」と、私は考えているんです。

 

 

 

「国家感」とか言うと、すぐ「右翼・ネトウヨ」とか「左翼・左巻き」とかカテゴリー分けをして捉えようとする人がいますが、まず「国家観」や「文化・歴史」について考える時には、「好き嫌い」や「良い悪い」や「優れている劣っている」という主観や感情を極力除いて考えることが大切だと思います。

 

 

 

そして、一個人の人間と、民衆が集団になった国、もちろん政府組織を、一緒にして考えないことも大事。

 

 

 

そう考えると、身の回りで起こる人間関係の問題も、「好き嫌い」や「良い悪い」という主観や感情を極力除いて考えて、分析してみると、解決の糸口が見えてくることが多いのではないでしょうか?

 

 

 

「島国」と「大陸」の違い? そりゃ当たり前でしょ? それくらいのことは私でも分かるわ!

 

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そうですよね。それでは、次回も、このテーマについて掘り下げて、違う観点から考えてみたいと思います。

 

 

 

“ダバダ~ア♪ ダーダバダ~♪ ”  あの頃に比べて、少しは違いのわかる男になってますかいなぁ~?

 

 

 

結局、「どういう背景(歴史・文化)から思考が成り立っているのか?」って理解できれば、人間関係の問題は、大概解決するんですよね。

 

 

 

“ダバダ~ア♪ ダーダバダ~♪ ” (ちょっと哀愁的・・・・)

 

 

今回の珍言爆言

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

好き嫌いを横においてから比較しないと結果が歪む

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

imakokowoikiru.hatenablog.com

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