中学の理科の教師(沢田研二)が原爆を作って、警察と国家に無茶な要求をしていく内容です。
原子力発電所からプルトニウムを簡単に盗んだり、自宅で原爆を作ったり、警視庁に原爆を奪い取りに行ったり、現実では無理な部分は目をつむりましょう。
バスジャックをして「天皇陛下に会わせろ!」という直接的な犯罪から、原爆を作って国家に要求するという知能を使ったテロ的な犯罪に、世の中が変わって行ったということを暗示しているような気がします。
この映画の時代の日本を表していて、興味深いものがありました。
(この映画公開からだいぶ後にですが、実際に地下鉄サリン事件などありましたし・・・・)
そう考えれば、日本人が浮かれていた80年代に突入する時の映画という視点でみれば、深いものがあります。
菅原文太さんの名演技と沢田研二と池上季実子の色気に★一つ追加です。
「太陽を盗んだ男」(予告編)
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posted with amazlet at 18.08.27
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