文化人類学の梅棹忠夫氏が、1955年(昭和30年)頃からアジアに赴き調査したことを綴った文明論です。
「アジア」と一言で言っても、様々違う文化(文明)があり、その特徴を解説されています。
当時のアジアの紀行文集的な側面もあり、楽しめます。(当時は、海外旅行も気軽にいける時代じゃなかったですし。)
特に大陸(乾燥地帯を境に存在する中国、ロシアなど)の文化とその端にある文化(日本や西欧など)は、文化の発生の原理が違い、全く異質な発展の仕方をするという考察。
なるほど、これを理解できれば、国際的な問題の解決にも役に立つのでは?と思いました。
比較文化の基礎を学んでみる→
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