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備えあれば憂なしだけど、備えない理由は如何に?

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今回の西日本を中心にした水害で、ふと思い出したことがありました。

 

 

 

私は、大阪の実家にいたのですが、そこでも避難するように緊急速報が、けたたましくスマホに流れてきました。

 

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その当時、流れていたテレビ報道でも避難を促す速報が流れていました。

 

 

 

けど、「避難準備情報」とか「避難勧告」とか「避難指示」とか「避難命令」とか、これってどう違うの?

 

 

 

「うちの地域は、避難命令じゃなくて、勧告なので、大丈夫かな?とか迷いませんでした?

 

 

 

私も正直、「うちはどうすれば良いの?」と思って、何もしません(できません)でした。

  

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この心理状態を体験して、ある事件を思い出したんです。

 

 

 

それは、集団心理について考えさせられる大きなきっかけとなったキティ・ジェノヴィーズ事件」についてです。

 

 

 

有名な集団心理の一つに「傍観者効果」というのがあります。

 

 

 

ある事件に対して、自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさない心理で、傍観者の数が多いほど、その効果は高いと言われる事象です。

 

 

 

1964年にニューヨークで起こった「キティ・ジェノヴィーズ事件」という暴行殺人事件が、この「傍観者効果」という集団心理を世の中に知らしめるきっかけになりました。

 

 

 

この事件は、深夜に自宅アパート前でキティ・ジェノヴィーズさんが暴漢に襲われたのですが、彼女の「助けて!という叫び声で付近の住民38人が事件に気づいて目撃していたにもかかわらず、誰一人警察に通報もせず、助けにも行かなかったという事件です。

 

 

 

まさに「見て見ぬふり」ってやつですね。

 

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結局、彼女は死亡してしまい、当時のマスコミは「都会人は冷淡だ」と報道して注目を浴びたのですが、その後の研究で集団心理が関係していることが分かったのです。

 

 

 

例えば、路上である人が急病で倒れたとします。

 

 

 

それを、何人かの人が目撃はしますが、最初多くの人は素通りしていきます。

 

 

 

そして、ある一人が異変を察知して、倒れた人に駆け寄ります。

 

 

 

だんだん野次馬が増えてきますが、誰も警察や消防署に通報しません。

 

 

 

つまり、傍観者になってしまうと、身動きできなくなるんです。

 

 

 

この時、最初に駆け寄った人は、どうすれば良いのでしょう?

 

 

 

「そこのメガネをかけた青のシャツを着たあなた、119番に電話して救急車を呼んでください。」

 

 

 

と、傍観者の一人を指差し、具体的に指示をする必要があります。

 

 

 

すると、指示を受けた人は、我に返り具体的な行動をすることが出来ます。

 

 

 

この問題は、「都会人が冷たいから」ではないんです。

 

 

 

人間も動物なので、群れになるとどうしても本能が出てきて、動かない方が安全だと感じてしまうのでしょう。

 

 

 

それで話は戻りますが、災害の時の「避難」の指示の方法について。

 

 

 

テレビなどのマスコミでは、「至急非難してください」と煽っておられましたが、不特定多数が見ている「マスコミ」では全員が傍観者になっているので、具体的な行動を促す効果は少なくなります。

 

 

 

実際に今回の水害でも、避難せずに被害に遭われた方がいらっしゃいました。

 

 

 

やはり具体的な行動をさせるには、責任者である、そこ自治体(市長とか、消防署とか)が主体にならないといけない。

 

 

 

その上で、「勧告」とか「指示」とか「命令」とかの専門用語ではなく、「逃げる」「逃げない」の明確な基準を作って、情報を的確に流す。

 

 

 

「●●地区のお住いの方、雨量が後2時間で●●mmを超えそうなので、1時間以内に海抜●m以上の避難場所に移動してください。」

 

 

 

これくらい具体的にしないと、自分が当事者と認識しにくいのではないでしょうか?

 

 

 

そして、家を捨てて逃げるということは、最悪自宅という財産を放棄せざる得なくなる可能性もあります。

 

 

 

災害は発生するものという前提で、その財産をどうするのか?保険をかけておくのか?税金で対応するのか?

 

 

 

そういった社会的な方向性も考えておかないと、緊急時の合理的な判断が出来なくなるのが人間なんだと、改めて認識しました。

 

 

今回の珍言爆言

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

明日わが身だけど、みんな自分には関係ないと思っている。

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