先日のトピックで、「ポジティブ思考」について書いたのですが、結構反響を頂きましたので、もう少し補足させて頂こうと思います。
まず、この格言ですが、読んだことはありませんか?
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二人の男が鉄格子から外を眺めた。
一人は泥を見た。一人は星を見た。
【引用文】
Two men look out through the same bars:
one sees the mud, and one the stars.
フレデリック・ラングブリッジ(アイルランド)
(1849~1923)「不滅の詩」より
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金言格言やことわざというのは、様々な解釈ができますが、この格言は一般的に、次のように捉えられているかと思います。
全く同じ状況に置かれていたにも関わらず、人によっては、見る景色が違う。
つまり、物事のどの部分に目を向けるかはその人次第だということですね。
それで、どっちが「ポジティブ」で「前向き」な見方だと思いますか?
「泥」を見た方なのか?「星」を見た方なのか?
どちらが良いのかは、少し考えてみてくださいね。
それでは、次は私がアレンジした話です。
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三人の男が鉄格子から外を眺めた。
一人は泥を見た。一人は星を見た。
もう一人は、外を眺めただけだった。
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あれ?あなたは本当に何か見えてますか?
重要ポイントは、分かりましたか?
え?わからない?
じゃ、もう少し分かりやすい例題で・・・
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三人の男が鉄格子から外を眺めた。
一人は「お、ここから出れそうだ!」とポジティブに感じた。
一人は「あぁ、ここから出れそうではない。」とネガティブに感じた。
もう一人は、「あ、そう」と言って、そのまま寝た。
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分かります?
ポジティブに感じても、ネガティブに感じても良いんですね。
次の行動につながりますから。
しかし、「そのまま寝る」=つまり思考を停止して、何もしないと、何の変化も起きません。
つまり、そのままの状態が続くってことです。
もう少し厳密に言えば、肉体という物質も老化するので、あとは死んで行くだけ、ってことですね。
「泥」を見ようが、「星」を見ようが、あんまり関係ないんですね。
それをどう判断するか、どう次に繋げるかが大切ということです。
「あぁ、ここから出れそうではない。」とネガティブに感じた後に、「では、どうしたらいいんだろう?」と考えて、次に進むことです。
その時は、少しスピードダウンしていいんです。
そこで多くの人は、「あきらめる」というか「ふさぎ込む」というか、そんな状態になって、「そのまま寝る=思考停止」する側に移ってしまうのです。
ペースダウンをしても良いが、思考停止は良くない。
分かっていただけますか?
では、「ネガティブ」という「ペースダウン」の状態に陥った時にどうすれば良いのか?
それは、「正しい言葉を自分に問いかける」って、ことですね。
先ほどの「では、どうしたらいいんだろう?」というのも良い例です。
そこまで冷静になれないのなら、「大丈夫」とか「いける!いける!」とか「この状態は自分らしくない」とかの「ポジティブ」系言葉を発するだけで良いんです。
無理矢理にでも、このような「ポジティブ言葉」を発していると、脳みそが「その状態」を探し出してくれます。
大切なのは、見ること、感じること、行動すること、そして、ペースダウンをしても、思考停止はしないこと。
何もしない、何も感じない、諦めて寝てしまう、のでは、何も進みません。
これが理解できれば、「ネガティブ」に感じた時も、「感じた」ことに感謝して、次のステップアップにつなげていけるようになります。
今回の珍言爆言
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どんな感情でも、感じられたことに感謝できると行動できる。
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