「成功するには、自分がやりたいこと、ワクワクすることをしよう!」
こういうフレーズよく聞きませんか?
これ、「全く正しい」のですが、かなり正しくないとも言えるんです。
まず「成功するには」の部分。
何を持って「成功」とするのか定義する必要があります。
いわゆる人生の勝ち組?年収1億円?
いやいや、それって、どこかのステレオタイプの「幸せ」「成功」でしょ?
強いていうのであれば、「成功とは自分の意思や判断で選んだことを貫くこと」くらいでしょうか?
となれば、すべての人は、無意識レベルも含めて、自分の判断で選んでいるので、もうすでに「成功」していることになるのではないでしょうか?
ありゃりゃ、おかしいな?
いや、私の人生は、何かの力に洗脳されたので、今は自分の人生を生きていない?
はい、それはそうかもしれませんね。
このブログでも再三お伝えしている通り、「常識」を疑って、いわゆる「洗脳」から自分を解き放つことの重要性をお伝えしています。
では、「成功」とは、「いわゆる世間の常識を鵜呑みにせず、自分の意思で選んだ人生を貫くこと」で、よろしいですね。
その次は、「自分がやりたいこと」をする、この部分です。
これ、何なのか難しくないですか?
イチロー選手でいう「野球」みたいな? 羽生名人でいう「将棋」みたいな? ものですかね?
いや、けど、イチロー選手が日本で生まれてなかったら、「野球」に出会ってなかったはずなので、「自分がやりたいこと」というのも何か「計算」があったはずなんです。
「わしは、昼寝が大好きだけど、それでは世界一になっても、というか、昼寝では稼げないし、野球なら世界一になって稼げそうだしね」みたいな。
(少年少女よ、夢を壊して御免なさい)
というわけで、「自分がやりたいこと」というのは厳密に言えば、今の社会で最適かつ最短でマネタイズ(お金にできる)ことなのかも知れません。
おやおや、何だか怪しくなってきましたね。
そして、「ワクワクすること」をするということなんですが、人間っていうのは、何かを続けていると、脳内成分が出てきて、「ワクワク」しちゃうんですね。
「あぁ、今日は何もやる気が起きないなぁ」と思っていても、体を動かしていると、何だか「嫌だ」と思い込んでいる仕事もできちゃったりする。
それは、体を動かすことで、脳にホルモンが出て、だんだん動けるようになる。
そうすると、いつしか「ワクワク」しちゃうんです。
(まぁ、嫌な仕事の場合は、同時に嫌だという記憶も呼び覚ましているので、その実感はないのかもしれませんが・・・)
つまり、無理に「ワクワク」しようとしなくても、行動さえしていれば、「ワクワク」して来るんですよ。
という訳で、まとめます。
「成功するには、自分がやりたいこと、ワクワクすることをしよう!」というのを、サルでもわかるように説明すると・・・
(「サルでもわかる」って懐かしいコピーです)
「世間の常識を鵜呑みにせず、自分の意思で選んだ人生を歩むために、自分の能力を世の中でマネタイズするために行動する」ってこと?
おいおい、それこそ、何かの「洗脳」みたいではない?
そもそも、おサルには、「成功」って概念がないんじゃない?
そういう訳で、今回の本当のまとめ。
「成功するには、自分がやりたいこと、ワクワクすることをしよう!」を正しく言うと、「行動すれば、自然にワクワクするので、その中から続けられそうなことを続けよう」こんな感じかな。
まぁ、無理せず、自分らしい人生を歩むこと、そして決してあきらめずに進むことが大事ってことなんです。
今回の珍言爆言
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無理せず進むという矛盾を受け入れよう!
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