大型連休ということで、今年は連続８連休の方もいらっしゃるようですね。
以前にもボヤいたことがあるのですが、「日本は不況だ、不況だと言いながら、なぜこんなに休みが多いのだろう？」と思っていたら、少し前の記事ですが、こんな記事を見つけました。
祝祭日数世界1位！日本人は休みすぎ!?（プレジデント）
http://president.jp/articles/-/21927
この記事によると、やっぱり日本は先進国の中でも、祝日が多い国なんですね。
しかし、働いている人にとってみたら、あんまり休んでいる気がしない人も多いのではないでしょうか？
それは有給休暇が取りにくい労働文化がある為、そして、サービス残業・サービス出勤をしている人が多いのが理由かも知れません。
私もサラリーマンの時は、休みの日はほぼサービス出勤してましたからね・・・（闇）。
私の住んでいる中国の場合、祝日は日本に比べて少ないのでは？と思っていたら、2017年の祝日は30日もありました。
（参照：http://holidays-calendar.net/calendar/china_calendar.html ）
中国の場合、正月と国慶節（建国記念日）は、どかーんとまとめて休みます。
その他の祝日は、チョロチョロっとあって、飛び石的な休みはほぼありません。
この方が、色々な面で管理しやすいのかも知れませんね。
日本の祝日は、飛び石みたいに、曜日の途中で休みがあって、外国人からしてみたら、ややこしいんです。
株式市場が休みになって、株価が動いてないのはなぜ？と思ったら、「あ、今日は祝日だった」ってことがあります。
金融（フィンテック）の面で、日本が遅れを取っているのは、祝日が多すぎるのも関係しているからかも知れません。
そういう訳で、日本の祝日から見えてくる問題点。
「祝日を増やすことよりも、柔軟に休める環境を作るのが、経済にとっても、個人にとっても重要なのでは？」ということです。
だって、祝日の数を増やしても、サービス出勤していたら、意味ないですし・・・
祝日を増やしても、役所や病院が開いてなかったら、意味ないですし・・・・・
祝日を増やしても、行楽地に人が溢れていたら、遊びに行く気が起こらないですし・・・
祝日を増やしても、給料増えませんし・・・・（むしろ出費が増えるのは嫌だから、どこにも出かけたくないですし・・・）
従業員として働いている側ではなくて、経営者側としても同じですよ。
会社とか組織というのは、ずっと稼働している方が、効率上がりますからね。
休んだり、動かしたりしたら、一般的にいうと、何かとロスが発生してしまいます。
できれば、ずっと稼働させておいて、働く人は適宜休んでもらう方がいいんですね。
けど、日本の場合、祝日は飛び飛びであったりするから、管理が邪魔くさい訳です。
外国と取引している企業とか特にそうではないでしょうか？
海外が仕事しているのに、日本が休みとか。。。。しかも、外国人には、よく分からない休日とかで日本が動いてないとか・・・
そんな中、本当に日本の企業は、よくやってるなぁ。
やっぱり働く側としたら、こんなのだったら祝日を増やすよりも、休みやすい環境が欲しいと思いませんか？
そして、企業側としたら、飛び飛びの祝日よりも、祝日をまとめた方が良いと思いませんか？
なんか日本の国のあり方にも、問題があるのかなぁと勘ぐりたくなる訳ですわ。
なぜなら、私は、「平成版所得倍増計画」を考えているからです。
一部の人や企業に富が集中しても、景気は良くならない。
それよりも、もう一度、働き手の所得を増やすことによって、景気を良くすることが、健全な景気対策ではないか？と思うんですね。
こういうことを、あえてゴールデン・ウィークの途中に提案してしまう、KYな私なのでした。
さぁ、働こう！
今回の珍言爆言
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みんなで考えて、みんなで良くしよう。
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