昔むかし、ある国の王様は、頭を痛めていました。
その国は、採れる資源が少ないので、多くは他の国から買っていました。
国民は、資源が採れないので、勤勉に働くこと、勉強することが、よりいい生活を支えてくれていることを知っていました。
そして、その中で、国民は、わずかな燃料で大量のエネルギーを発生させる技術を身に付けました。
しかし、その技術は、非常に効率のいいエネルギーが得られる反面、下手に扱うと、環境をものすごく破壊してしまう技術だったのです。
ある日、そのエネルギー工場で、事故が起こって、大量の汚染物質が出てしまいました。
瞬く間に、国民の生活は、制限をされることになりました。
そして、国民は口々に、そんな危険な技術はやめてしまえ!と反対するようになりました。
国王は、国民の苦情に耐えられなくなって、その技術を捨ててしまいました。
すると、その国は、エネルギーが足りなくなって、段々と経済が悪くなって、滅んでしまったとさ。
おしまい。
いやいや、おしまいではありません。
おしまいにしていけません。
その時、ある若いリーダーが出てきました。
国王が技術を捨てようとした時に、その若いリーダーは、その技術を捨てなかったのです。
「確かに、この技術は、環境を破壊する危険性がある。しかし、たった1回だけの事故で、すべてが悪いと決め付けるのは、よくない。今回の事故で悪かったことは、現実を見ずに隠してしまったことにあるんだ。この事故の原因を徹底的に調べて、次は事故が起きても環境を破壊しないようにしよう。」と決めました。
その後、そのリーダーや国民の血のにじみ出るような努力があって、その技術を更に良くし、より安全な技術にしていきました。
おかげでその国は、その後もさらに発展しましたとさ。
おしまい、おしまい。
今回の珍言爆言
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感情論に流されず、子孫のための選択を真剣に考えよう。
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