劇場版『名探偵コナン』シリーズの第5作目。
西多摩市のツインタワービルのオーナーである常盤美緒に招待された小五郎、蘭、園子、偶然居合わせたコナンと阿笠博士や少年探偵団たちが、常盤美緒の関係者(プログラマー兼専務:原佳明、絵の先生:如月峰水、市議会議員:大木岩松、ビルの設計者:風間英彦)に出会う。
翌日、市議会議員の大木が殺害され、少年探偵団が捜査を始めるが、プログラマーの原の自宅に行くとそこには原の遺体が横たわっていた。
ツインタワービルのオープニングパーティに招待されたコナンたちだったが、パーティの余興の時に、オーナーの常盤美緒が如月峰水の絵の前で首を吊るされ殺害されてしまう。
その時、黒の組織によって仕掛けられた爆弾が、ツインタワービルを爆破するのだが・・・というストーリーです。
劇場版コナンの初期の頃は、結構ストーリーが練られていて、良いですね。2つの事件を絡ませながら、伏線を回収して行くのも絶妙ですし。
黒の組織がタワーを爆破しようとした理由も、園子がジンに狙われた理由も、歩美が30秒を当てるゲームを正確に当てる理由も、灰原が夜な夜な一人で電話をかける理由も、灰原とコナンの未来の写真がエラーになる理由も、ストーリー的に繋がっていて上手い。
ビルの間を爆風を使って車で飛んだり、蘭が消防用のホースを使って脱出したり、と大げさなアクションシーンはありますが、そこは劇場版コナンということで、演出上仕方ないですね。
最終的に、この作品での少年探偵団の活躍に熱い友情を感じられた所がよかったです。
(2023.09.30 再鑑賞して追記しました。)
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