先週、七夕でしたね。（地方によっては、まだ七夕じゃない所もあると思いますが）
七夕の時期になると、私の地元の商店街でも、七夕祭りがあります。
６月中旬になると、みんなが短冊に願い事を書いて、商店街や駅前に備え付けられた竹に結び付けられます。
とても彩りが鮮やかな町並みになります。
みんなの願い事が書かれた短冊が、目につくのです。
ついつい読んでします。(*'-^*)ρ
しかし、まぁ、どうしてこう、自分のことしか考えていない人が多いんでしょうか？
願い事（？）が書かれた短冊を読んで、爆笑しまくりなんですよ。
「勉強ができますように！」とか、
「家族みんな健康になりますように！」とか、
「彼氏が出来ますように！」とか、
「お金がたまりますように！」とか・・・・・。
こんなのは願い事というより、欲求の塊というものですね。
賢明な方ならご承知でしょうが、念のためつっこんでおきましょう。
「勉強ができますように！」
→誰かに頼むのではなくて、自分で勉強しましょう。
「家族みんな健康になりますように！」
→そんな小さなレベルでは駄目です。
地球全員のみんなの健康を願うなら、まだマシですが・・・。
「彼氏が出来ますように！」
→自分を磨いて、男性と知り合う機会を無条件に増やしましょう。
そんなの待っていても、誰も彼氏を連れてきてくれません。
むしろ、誰かが連れてきた彼氏なんか嫌でしょう？
「お金がたまりますように！」
→よくありますね。この手の願い事。
働きましょう。そして、貯金しましょう。そうすれば、たまります。
けどね、お金はためることよりも、上手く使うことが大事なのです。
そんな願い事は、全く意味がないと言っても問題ありません。
そういうわけで、ちょっとホロっと来てしまった短冊の願い事から。
「おばあちゃんがいつまでも元気でありますように」
→いい、いい感じです。
他人のことを思いやる心、これですね、大事なのは！
しかし、おばあちゃんがいつまでも元気でいたいかどうかは
本人に聞かないと分からない事ですし、いつまでも＝永遠と捉えたら、
いつまでも生きていかないといけないのも酷ですので、もう一歩ですね、残念。
「プリキュアになれますように」
→めちゃいい！キュンとします。
ここまで、自分のことしか考えていない願い事なら、
もう真剣味がなくて、逆に微笑ましいです。
確かに願い事を書くというのは、自分の目標や意志を表明するという意味もありますので、文面だけを捉えて突っ込むというのも、ちょっとおかしくなるのですが・・・。
目標や意志表示というのなら、こんな感じにしましょう。
「勉強ができますように！」ではなくて、「夏休み終わるまでに、漢字ドリル１０冊クリアーします。」というような感じで、具体的に目標を設定してくださいね。
逆に、あなたが、神様（みたいな存在）だったら、どんな願い事を叶えてあげたいですか？
どんな願い事なら、グッと来ます？？
「何かが欲しい。」とか「何かになりたい。」とか、自分本位のことを言われても、叶えたくないというか、どうでもいいでしょ？別に、あんたのことには興味なんねんけど・・って感じでしょ？
私が、神様（みたいな存在）だったら、こんな願い事を見たら、オッと思いますね。
「神様、いつもおおきに、神様の願い事が叶うようにお祈りしています。」
うー、いい子や、この子、いい子や、素晴らしい、いっぺん会ってみたい。
どんな子なんやろう？興味あるわ。この子の願い事なら叶えてあげたいわ。
と思いませんか？
「願い事を書きましょう」といわれて、他人の願い事が叶うように思える心。
こういう人になりたいものです。
いつの頃から、「願い事」＝「自分の願い事」、と思うようになってしまったんでしょうね。
あなたが神様なら、どんな短冊を見たら、嬉しいですか？
今回の珍言爆言
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他人の願い事を叶える願い事が叶う
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